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法人の沿革・理念等

法人の沿革

昭和41年初代理事長、岡村寿氏により、医療法人社団永寿会 三鷹中央病院を開設致しました。「永寿」というのは目出たいが故に、医療や福祉関係の施設に散見する屋号ですが、他の永寿会との繋がりはありません。

昭和45年には日本の心臓外科のパイオニアとして名高い榊原仠東京女子医科大学教授が名誉院長を務めるなど、東京女子医科大学の心臓血圧研究所との縁が深く、中央線沿線の心臓の手術を一手に引き受けて、心臓専門病院の様相を呈していた時代もありました。

同医大との関係を解消後は、一般病院として運営されてきましたが、病院を活性化するために、平成10年に現体制に変わりました。吉田正一が院長(理事長兼務)に就任以来、「経営の安定なくして、良質の医療や介護の提供無し」をスローガンに掲げて、次のような整備・改革を進めて参りました。

  1. 病院の全面リニューアル工事に着手・完成(総工事費 約9億円)。
  2. 年中無休・24時間オープンの救急医療体制を確立。
    平成11年「東京都指定二次救急医療機関」に認定。約200台/月の救急車を受け入れ。
  3. 平成11年7月、「ふれあい訪問看護ステーション」を開設。
  4. 専門医療の充実を図るため、診療科を増やす。
    杏林大学病院以外(昭和大学、日本医科大学、東京大学、名古屋大学)からも医師招聘。
  5. 新しい診断・治療機器の導入(ヘリカル→マルチスライスCT、オープン型MRI、マンモグラフィー)。
  6. リハビリの充実(PT・ST・OTを採用して施設基準をアップ)。
  7. 看護基準のアップ13:1 → 10:1 →平成19年から 7:1。
  8. 全ベッドの電動化、全便座をウォシュレット化、敷地内全面禁煙等による療養環境の整備。
  9. 平成14年1月、日本医療機能評価機構に認定。
  10. 平成17年5月、介護老人保健施設「三鷹中央リハケアセンター」(入所100名、通所60名)を開設。
  11. 平成18年9月20日、社会福祉法人「正寛会」設立。
  12. 平成18年10月、三鷹中央病院の122床の全てを一般病床に戻す。
  13. 平成20年5月、特別養護老人ホーム「ケアコート武蔵野」を開設。
  14. 平成20年10月、在宅療養支援診療所「ふれあい診療所」開設。「ふれあい訪問看護ステーション」も同居。
  15. 平成27年5月、歯科診療所「ふれあいデンタルクリニック」を開設。
  16. 平成28年10月、地域包括ケア病床(12床)を設ける。
  17. 平成25年3月、災害時事業継続のための非常用発電機設置(24時間)
  18. 平成29年1月、日本医療機能評価機構3rdG.Ver.1に認定(3回目更新)
  19. 令和5年8月、日本医療機能評価機構3rdG.Ver.2.0に認定(4回目更新)

医療・介護

法人の理念・基本方針

医療理念

地域医療の第一線を担う病院であることを誇りに持ち、

  • いつでも、どなたでも診療いたします。
  • 常に親切・安心・質の高い医療の提供を心がけ、事故の無い病院をめざします。
診療の基本方針
  • 患者さんの訴えをよく聞いて、診療内容をわかりやすく説明し、患者さんの意思を尊重した、最善の医療を提供します。
  • 地域の医療機関・介護施設・在宅関連機関との連携を大切にして、救急患者さんを積極的に受け入れます。

患者様の権利

「患者様の権利」について

当院は、下記の「患者様の権利」に基づいて診療を致します。

良質の医療を受けられる権利

  • すべての人は、差別なしに適切な医療を受ける権利を有する。
  • すべての患者様は、いかなる外部干渉も受けずに自由に、臨床上および倫理上の判断を行うことを認識している医師から治療を受ける権利を有する。
  • 患者様は、常にその最善の利益に即して治療を受けるものとする。患者様が受ける治療は、一般的に受け入れられた医学的原則に沿って行われるものとする。
  • 患者様は、医療を継続して受ける権利を有する。

医療者を自由に選択できる権利(選択の自由の権利)

  • 患者様は、担当の医師、病院、或いは保健サービス機関を自由に選択し、変更する権利を有する。
  • 患者様はいかなる治療段階においても、他の医師の意見を求める権利を有する。

自己決定する権利

  • 患者様は、自分自身に関わる自由な決定を行うための自己決定の権利を有する。
  • 精神的に判断能力のある成人患者様は、いかなる診断上の手続きないし治療に対しても、同意を与えるかまたは差し控える権利を有する。
  • 患者様は、真実を知ることを放棄する権利(知りたくない権利)を有する。
  • 患者様は医学研究あるいは医学教育に参加することを拒絶する権利を有する。

自己に関する情報が提供される権利

  • 患者様は、いかなる医療上の記録であろうと、そこに記載されている自己の情報を受ける権利を有し、また、症状についての医学的事実を含む健康状態に関して十分な説明を受ける権利を有する。
  • 患者様は、必要があれば自分に代わって情報を受ける人を選択する権利を有する。

秘密が保持される権利

  • 患者様の健康状態、症状、診断、予後および治療について、個人を特定しうるあらゆる情報、並びにその他個人のすべての情報は、患者様の死後も秘密が守られなければならない。
  • 秘密情報は、患者様が明確な同意を与えるか、あるいは法律に明確に規定されている場合に限り開示することができる

判断に必要な医学的な情報が提供される権利

  • 患者様がそれ以後の自己決定ができるために、必要十分な説明が提供される権利を有する。
  • 説明されるべき内容は、
    1. 患者様の現在の医学的状態
    2. 予後を改善するかもしれない介入
    3. 患者様が選べる他の選択肢についての医師としての意見
    4. 医師の最善の臨床的判断にもとづく勧告 など

人間としての尊厳が守られる権利

  • 患者様は、その文化および価値観が尊重されるように、その尊厳とプライバシーを守る権利は、医療と医学教育の場において常に尊重されるものとする。
  • 患者様は、最新の医学知識に基づき苦痛を緩和される権利を有する。
  • 患者様は、人間的な終末期ケアを受ける権利を有し、またできる限り尊厳を保ち、かつ安楽に死を迎えるためのあらゆる可能な助力を与えられる権利を有する。

(『患者の権利に関するWMAリスボン宣言』より一部抜粋 ※宣言等の日本語訳は「日本医師会」訳)

臨床倫理

当院の医療理念に基き、当院職員の倫理要綱を次のように定めます。
一.いつでもどなたでも診療いたします。
二.十分な説明と患者さんの選択に基く医療を進めます。
三.より良い医療を提供するよう研修、研鑽いたします。
四.行動する前に、間違いがないことを確認します。
五.患者さんのプライバシーを尊重します。
六.全職員が一体となり、経営の健全化と満足感のある職場を目指します。
七.医療と介護の両面で、地域との連携を大切にします。

医療法人社団永寿会三鷹中央病院

  • 診療科 内科、循環器内科、内分泌科、呼吸器内科・呼吸器外科・禁煙外来、腫瘍内科、外科・消化器内科・消化器外科・肛門外科、脳神経外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、血液内科、神経内科、乳腺外科、内視鏡検査科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、人間ドック、特定検診、産業医受託
  • 診察時間 午前9:00~12:00/午後2:00~5:30
    ※救急外来は日曜日・祝日も含めて24時間受付をしております。
  • 休診日 日曜日・祝日午後

代表電話 0422-44-6161

予約専用 0800-800-7489
新患受付:平日9~17時/土曜9~12時 
予約変更:平日14~17時

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